柴犬の「たぬき顔」と「キツネ顔」について

柴犬小町の日常
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たぬき顔とキツネ顔

柴犬は顔が丸く、鼻の短い「たぬき顔」と顔が細く、鼻の長い「キツネ顔」に分かれると言われています。

キツネ顔は縄文時代の骨からも見つかっており、古くからの古代種。
たぬき顔はその可愛い顔つきから近代になって流行した近代種。
とも言われています。

人気のたぬき顔

ブリーダーのHPなどで、

「きつね顔、大型→たぬき顔、小型」になるほど値段が高くなります。

なんて、記載もあったりして。
たぬき顔の方が人気があるんですね。
もちろん商売ですから、需要のある商品の値段が高いことは当然です。

柴犬のグッズの図柄をみても、確かに丸い顔の柴犬が描かれていますし、モデル犬もたぬき顔が多いですよね。

たぬき顔とキツネ顔は違う種類の柴犬なのか?

飼い主さんの中には、「たぬき顔だと思っていたのに、きつね顔でショック。周りはたぬき顔ばかりなのに。」などと思われている方もいるのではないでしょうか?

そんな柴犬を飼い始めたばかりの人に向けてこの記事を書いています

ちょと話はずれますが、柴犬にはその保存に力を入れている団体が二つあるそうです。

たぬき顔を理想とする日本犬保存会と、きつね顔を理想とする天然記念物柴犬保存会です。

ですから、ペットショップの中には、「たぬき顔です。」とは言わずに「日本犬保存会の血統書です。」という宣伝をしていたりします。

なんではっきりと言わないのか?

じつは、豆柴と一緒で厳密には分けられない。
つまるところ、種類は変わらないからだと思います。

たぬき顔とキツネ顔の特徴

たぬき顔

小柄、歯が小さい、鼻が短い、顔が丸い、性格きつめ

キツネ顔

大柄、歯が大きい、鼻が長い、顔が細い、性格穏やか

と言われています。

うちの小町は、

キツネ顔の大型なメス(1歳現在で14㎏)です。

確かに性格は穏やかで人が大好きです。

なぜ、たぬき顔の柴犬ばかり見かけるのか?

若い柴犬はほとんどキツネ顔

散歩していて出会う柴犬は、圧倒的にたぬき顔が多いのですが、ある日「あれ?」と思ったんです。

「小町と同じキツネ顔の柴って、みんな若いメスじゃないか?

という訳で、柴犬の画像をググってみると若い頃(3歳くらいまで)は圧倒的にキツネ顔が多いのです。オスは骨格が太いからなのか若ころからたぬき顔もいるようですが。

ちなみに、ほとんどの柴犬の子犬時代ってたぬき顔じゃないでしょうか?

うちの小町もこんなに丸々としていました。

私はキツネ顔の柴犬も大好きなんですが、キツネ顔の柴犬というと希少種の「縄文柴」を思い浮かべる方もいるかと思います。

縄文柴は子犬の頃から凛としたキツネ顔です。

なぜ見かけるのはたぬき顔ばかりなのか?

答えは簡単です。

町で幼児と大人どちらを多く見かけるでしょうか?

言うまでもなく大人です。人生大人になってからの方が長いですから!

3歳までの柴犬と3歳以上の柴犬では圧倒的に後者の方が多いのです。

まとめ

もちろん、人間と同じで丸顔の柴犬もいれば、面長の柴犬もいると思います。

大柄な柴犬ほど鼻も長いでしょうし、歯も大きいでしょう。
人間だって大柄な人の方が、小柄な人にくらべれば、身体のパーツも大きくなります。

人間でも大柄な人の方が性格もゆったりしているイメージがあります。(私にそう見えるだけかもしれませんが)

遺伝による違いはあるにしてもたぬき顔とキツネ顔は年齢によって変化するものだと思うのです。(あくまで私見です。間違っていたらこめんなさい。)

小町の成長を見守りながら、実証してみたいと思います!

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